最新情報
【重要】添加物で太りやすくなる理由
こんにちは!
名古屋・西区浄心駅&昭和区御器所駅すぐ近く!
姿勢・機能改善パーソナルジム
Kinesisトレーナーの角谷(かどたに)です。
今回は、
添加物で太りやすくなる理由
についてです。
今やどんな食品でも入っている添加物。
プロのような味付け、食品を腐りにくくし、
楽に食品の状態を良くするには欠かせないものとなっております。
そんな楽で便利な添加物ですが、
添加物まみれの食品を摂取していると、
太りやすくなることは皆さんご存じでしょうか?
知らない方もほとんどだと思います。
では、なぜ、太りやすくなるのか、
そして、どんな食品に多く含まれているのか。
早速、見ていきましょう。
【添加物が多く含まれている食品】
添加物が多く含まれている食品で有名なのは、
「超加工食品」と呼ばれる食品です。
代表的なものとして、
・カップ麺
・コンビニ弁当
・コンビニおにぎり
・菓子パン
・ベーコン、ソーセージ、ハム
・ジュース、甘い飲みもの(清涼飲料水など)
・お菓子(ケーキ、クッキー、チョコ、ドーナツ、スナック菓子など)
・漬けもの(たくあんやキムチ、梅干しなど)
・明太子、たらこ
などになります。
このようなすでに調理がしてある超加工食品の多くは栄養価のバランスを欠いています。
高カロリーであり、高糖分、高脂質、高塩分のものが多いですが、
他の必要な栄養素であるビタミン、ミネラル、食物繊維はほとんど入っていません。
また、
超加工食品と自然なものを比べると、例え摂取したカロリー、栄養素が同じであっても
超加工食品は肥満に繋がることがわかっています。
米国国立衛生研究所(NIH)の研究で、加工度の高い食品が過食と体重増加を引き起こすことが判明 |米国国立衛生研究所(NIH)
超加工食は過剰なカロリー摂取と体重増加を引き起こす:Ad Libitum食品摂取量の入院患者ランダム化比較試験-ScienceDirect
また、超加工食品は、
食欲増進ホルモンであるグレリンの値が上昇し、
食べ過ぎてしまう傾向にあります。
カロリーが高いだけでなく、ホルモンにまで影響を与えてしまうのです。
でも、これって超加工食品のことだけど、
カロリーが低いサラダチキンとかにすれば問題ないんじゃないの?
って、思いますよね?
ですが、そういうわけではないんです。
確かにカロリーが低ければ痩せる。
単純な話であり、間違いではないのですが、
上記にも書いてある通り、
超加工食品と自然なものを摂取した場合、
カロリー、栄養素が同じであっても添加物まみれの超加工食品の方が
肥満傾向が強くなるんです。
つまりいくらカロリーを抑えても効率よく痩せられないということになります。
では、ここから添加物によって太りやすくなる理由を説明していきます。
理由は主に2つあります。
①腸内環境が崩れやすくなる
②ミネラルが消費される
以上、2つです。
では、
早速①について説明させていただきます。
腸内環境が崩れると、太りやすくなるのは周知の事実かと思われます。
しかし、添加物によって腸内環境が崩れやすくなることはあまり知られていません。
では、どのように腸内環境が壊れてしまうのか?
腸内環境をぶち壊す主な添加物として、
「人工甘味料」「乳化剤」「保存料」「着色料」の4つが挙げられます。
まず、「人工甘味料」です。
(アセスルファムK、アスパルテーム、スクラロース、サッカリン)
人工甘味料は摂取をすると、腸内細菌の多様性が低下し、
腸内細菌叢に混乱が起きてしまいます。
そうすると、腸内環境が乱れ、太る原因にもなり、
耐糖能異常やその他病気にもなりやすくなります。
(※腸内細菌の多様性の低下とは…腸内細菌というのはいろんな種類の菌が混在して生きているわけですが、
多様性が低下するというのは、菌の種類が少なくなり、悪玉菌の数が増えてしまうこと)
また、人工甘味料では甘味のあとに血糖上昇が起こらないため、
エネルギーの恒常性が崩れ、摂食行動などにも影響を与え、
むしろ太りやすくなる可能性が報告されています。
依存もしやすいですし、注意が必要です。
次に「乳化剤」です。
乳化剤に関しましても、
人工甘味料と同様に多様性が低下します。
小腸、大腸の腸内細菌叢のバランスを崩し、
腸内環境を悪化させ、腸の炎症や代謝異常を起こすことで、
炎症性腸疾患やメタボなどを引き起こすとされています。
乳化剤に関しましては、過去のブログでも紹介しておりますので、
そちらをご参照くださいm(__)m
次に「保存料」です。
保存料が腸内環境を荒らすと言われています。
特に安息香酸やソルビン酸、プロピオン酸、ポリリジンといった合成保存料は、
雑菌の繁殖を抑え、食品の腐敗を防ぐ目的で使用されていますが、
人間の身体に入ると、
腸内細菌の数を増やさないといった腸内細菌叢(腸内フローラ)への影響があると言われています。
2019年の研究では、
人の腸内細菌が抗菌食品添加物に対して非常に感受性が高く、
ヒトの腸内細菌叢を低濃度の添加物に恒久的に曝露すると、
腸内細菌叢の組成と機能が変化し、宿主の免疫系に影響を与える可能性があることが示されています。
これによって、腸内細菌のバランスが崩れ、太りやすくもなりますし、
病気にもなりやすい環境になるので注意が必要です。
次に「着色料」です。
食品の色合いを良く見せるために使われる着色料ですが、
この着色料も腸の炎症を促進する添加物であり、
腸内環境を壊す添加物とされています。
多くのアゾ染料の中で代表的なのはアルラレッドAC(FD&Cレッド40またはE129)(AR)です。
この着色料は、多くの国で広く使用され、
子供向けの一般的に消費される食事製品(朝食用シリアル、飲料、菓子など)に含まれています。
このアルラレッドACは、アゾ還元によって腸内細菌によって代謝される非遺伝毒性のスルホン化モノアゾ赤色染料であり、
アルラレッドACは、ラットの肝臓と腎臓における活性酸素(ROS)の生成と
シクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)という酵素の発現を通じて酸化ストレスを促進することにより、
炎症誘発性(特に大腸炎や結節炎症)を発揮することが研究によって報告されています。
これはマウスによる研究であり、
人での研究ではないので、人体への影響が確実なものではありませんが、
同じ哺乳類での研究ではあるので、有用性は高いと思われます。
【参考文献】
ヒト耐糖能に対する非栄養性甘味料の個別化マイクロバイオーム主導の効果
人の腸内細菌叢は抗菌性食品添加物(保存料)の影響を受けやすい
合成食品着色料アルーラレッドACへの慢性曝露は、マウスの腸セロトニンを介して実験的大腸炎への感受性を促進します
以上が腸を壊す主な添加物と腸内環境が壊れてしまう理由となります。
腸内環境が乱れてしまうことで、栄養素の代謝が上手くいかなくなり太りやすくなるだけでなく、
病気にも繋がってしまうので注意しましょう。
次に②の添加物の代謝によってミネラルが消費されることについてです。
食品に添加物を添加する過程によって、
ビタミンやミネラルが失われてしまいます。
ビタミン、ミネラルが不足してしまうと、筋肉合成や糖、脂質の代謝がスムーズに行われなくなり、
太りやすくなってしまいます。
また、添加物を多く摂取することで特にミネラルが不足してしまいます。
特にミネラル不足になる原因の添加物として、
「リン酸塩」が挙げられます。
リン酸塩の使用は多岐にわたり、
PH調整、カビ抑制、沈殿防止、濁り防止、変色防止、変質防止、
鮮度保持、乾燥防止、決着力増強、保水性増加、風味向上などになります。
これだけの効果があると、ほとんどの食品に使用されていると予想されます。
そして、リン酸塩が体内に入ると、胃内部で胃酸によって分解され、
吸収されやすい状態になったミネラルがリン酸塩と結合してしまい、
本来は腸管でそのまま代謝吸収されるはずのミネラルが一緒に排泄されてしまいます。
リン酸塩を排泄すると同時にミネラルまで犠牲となってしまうんですね💦
これを防ぐには、リン酸塩が含まれていない食品を食べることが大事ですが、
加工されている食品だと、ほとんどのものに含まれていますので、
避けるのは難しいでしょう。
なので、自炊を基本とし、たまに食べるくらいに留めておくようにしましょう。
以上です。
いかがだったでしょうか?
添加物の身体への影響はまだわからないことも多く、不透明なものも多いですが、
最近では添加物の研究も進んでおり、添加物に関する論文も多くなってきました。
今では、ほとんどの食品に含まれていて完全に避けることは難しいですが、
普段から自炊をして、たまに食べるくらいにすることがオススメです。
初回体験のお問い合わせは、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
より詳しく姿勢・機能改善について、
長期定着化ボディメイクやダイエットについて知りたい!
Kinesisのトレーニングを受けてみたい!という方は、
お気軽にお問い合わせ下さい(^▽^)/
「 名古屋で姿勢&機能改善なら、パーソナルジム Kinesis 」
~初回体験の申し込み、お問い合わせはHPの「お問い合わせ」から~
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
カテゴリー一覧
タグ一覧
- ケア(3件)
- コンディショニング(105件)
- ストレッチ(20件)
- ストレングス(56件)
- その他(1件)
- ダイエット(106件)
- タンパク質(35件)
- トレーニング(91件)
- パフォーマンス(64件)
- プロテイン(8件)
- ボディメイク(92件)
- ホルモン(5件)
- むくみ改善(6件)
- メンタル(9件)
- ランニング(1件)
- 予防医学(87件)
- 体幹(16件)
- 体調管理(38件)
- 内臓機能(22件)
- 反り腰(82件)
- 呼吸(8件)
- 呼吸改善(11件)
- 大腰筋(1件)
- 姿勢(13件)
- 姿勢改善(66件)
- 専門知識(204件)
- 日常生活(13件)
- 栄養(64件)
- 根本の考え(108件)
- 機能改善(56件)
- 炭水化物(29件)
- 熱中症(3件)
- 猫背(69件)
- 疲労回復(4件)
- 痛み改善(38件)
- 睡眠(2件)
- 糖質(1件)
- 美容(2件)
- 股関節(17件)
- 肩こり(55件)
- 脂質(29件)
- 腰(58件)
- 腰痛(68件)
- 膝(30件)
- 自律神経(13件)
- 関節(2件)
- 食の安全性(66件)
- 首・肩(53件)