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【筋を緩めるための基本】Ia抑制とIb抑制

こんにちは!
名古屋の姿勢・動作改善パーソナルトレーナー
日本で唯一の「姿勢改善士」
そして裏健康情報暴露人の
宮奥 丞です。

 

 

 

 

 

今回のテーマは、

 

Ia抑制とIb抑制

 

 

についてです。

少し専門的なので、言葉だけ覚えようとしなくてもOKです。

あ、こうゆうのがあるのねと、

概要だけでもつかんでいただければ、

筋を緩めるのにどんなアプローチが必要なのか??

が理解できるはずです。

運動指導者の方にもぜひ読んでいただきたい内容です。

 

 

 

 

 

・筋が緩むための基本知識(筋紡錘、ゴルジ腱器官)

 

筋が緩むには、生理学的な働き(運動および神経生理学)が必要となります。

ここで、本テーマである「Ia・Ib抑制」の話をする前に、

筋紡錘ゴルジ腱器官の話をしたいと思います。

筋紡錘とは、筋肉の真ん中(筋腹)に位置する、

筋自体の長さや張力を感じ取るセンサーの器官のことです。

主にこれは末梢神経のIa繊維という繊維で支配されています。
(この理解がのちほど活きてきますので覚えておきましょう)

そして、ゴルジ腱器官というのは、

筋肉ではなく、腱に位置するセンサーのことです。

無論、こちらも腱にかかる長さの変化や張力を感じ取るセンサーの役割です。

このゴルジ腱器官というのは、末梢神経のIb繊維によって支配されます。

要は、筋紡錘もゴルジ腱器官も、

どっちも長さの変化や張力の変化を感じとるセンサーなのです。

 

 

 

で、次はそれぞれのセンサーのより詳しい働きについてなのですが…

筋紡錘は具体的にどのように働くか?というと…

筋が引き伸ばされたときに、その筋が反射的に収縮するという現象のときに

筋紡錘がフルに使われているのです。

これを、「伸張反射」と呼びます。

たとえば、ジャンプしようとするときに、

体後面の筋群(殿筋、ハムストリングなど)を、しゃがむことで伸ばしているのは、

まさにこの伸張反射を使って、より高く跳ぼうとしている体の戦略です。

つまり、一度筋肉を引き伸ばせば、勝手に筋肉が収縮してくれるという働きを利用することで、

ジャンプ動作などにも応用ができるというわけです。

さて、一方でゴルジ腱器官の詳しい働きは何なのでしょうか?

それは、筋が強く収縮したときに、防衛反応で筋自体を緩めようとする反射です。

これを「ゴルジ腱反射」と言いますが、まさにこれに使われるのがゴルジ腱器官です。

筋が収縮するということは、その両端にある腱はビンビンに伸ばされます。

この伸ばされてテンション(張力)がかかってる状態でゴルジ腱器官に刺激が入ります。

「もう収縮するの(引っ張るの)やめて!腱がちぎれちゃう!」って感じ。

すると、その命令を受け取った神経回路が働いて、防衛的に筋を緩めるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

・Ia抑制とIb抑制とはなにか?

 

さて、上記の話で

「筋が伸ばされた時に縮ませるのが筋紡錘」

「筋が収縮したときに、緩ませるのがゴルジ腱器官」

というのがお分かりいただけたかと思います。

さて、ここでようやく「Ia・Ib抑制」です。

解説は以下の通りです。

 

Ia抑制(ワンエーよくせい)とは…

伸張反射が生じると同時に、拮抗筋を弛緩させるという反応のことを指す。
別名で「相反抑制」という。要は、筋紡錘を支配するIa神経繊維の働きで
筋肉(ここでは拮抗筋)が緩む(抑制される)からIa抑制と言う。

 

Ib抑制(ワンビーよくせい)とは…

筋収縮によってゴルジ腱器官が伸長された際に筋-腱の断裂を防ぐために
筋自体が弛緩されるという反応のことを指す。別名「自己抑制」。要は、ゴルジ腱器官を
支配するIb神経繊維の働きで筋肉(ここでは主動筋)が緩む(抑制される)
からIb抑制と言う。

 


※https://physioapproach.com/blog-entry-341.htmlより画像引用

 

以上です。

要は、

拮抗筋を緩めたり、筋の張力を損ないたくないけど可動性を高めたい

というときにはIa抑制が使えて、

純粋に筋トレの後などで筋自体を緩めて疲労回復効果を上げたい

というときにはIb抑制が使える。

という理解にたどり着けるのです。

もちろん、コレが全てではありません。

かなり簡単に言いました(笑)

けれども、大まかにはこの理解で良いと思います。

一応、ストレッチの分類によってIaかIbのどちらになるのかもまとめてみました。

 

 

ぜひ、参考になさってみてください。

もちろん、ストレッチ以外の手技でもこのIa・Ib抑制は使えますね。

たとえば、筋の硬さや疼痛、スパズム(収縮不全のこと)を取るのに、

筋-腱部リリースとか、結構効きますね。

僕も実際の指導で結構使ってますし、その場で効果出せます。

ぜひ、今回のお話が皆様にとって有意義な物になることを願っておりますm(__)m

 

 

 

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