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【常識と違う】巻き肩は実は悪くない
こんにちは!
名古屋・西区浄心駅すぐ近く!
姿勢・機能改善パーソナルジム
Kinesis代表の宮奥 丞(名古屋の姿勢改善士)です。
今回は
巻き肩は実は悪くない
です。
巻き肩というと、
「治さないとダメなゆがみのテッパン」
的なイメージが浸透していますよね?
姿勢が悪い=巻き肩、、、みたいな。
ほんと、とにかくイメージが良くないわけなのですが、
実は、巻き肩は何も悪いモノじゃあないんですよ。
え、世間で言われてることと違うじゃないか!って?
はい。その通りなんです(^_^;)
巻き肩が悪いから、肩を後方へ引けるようにしよう!
というのが、そもそも機能的には間違いなのです。
そもそも、人間の骨格的に「巻き肩」なのが正常なんです。
引用元:川島敏生「ぜんぶわかる筋肉・関節の動きとしくみ事典」
上の写真のように、肩甲骨を頭上から見ると、
前方へ35度傾いて付いています。
これを「肩甲平面:scapular plane」と呼びます。
このように35度の傾斜が作られる理由としては、
肩甲骨が、胸郭の丸みの上に乗っかるように配置しているからです。
ということは当然ながら、
肩甲骨の先に付く肩(肩峰)の位置は、
身体の真横よりも、前に付着することになるわけですから、
この35度の巻き肩=前肩状態は、
構造的に見ても疑いようのない「正常な状態」なんです。
これを、上の写真のように、
「肩甲骨を寄せて、肩を後方へ引くようにする」
と、胸郭自体が丸まりを失って、正常な肩甲平面が失われるので、
脱力ができなくなります。
脱力できないと言うことは、常に緊張を強いられる姿勢になる
と言うことになりますから、長期的に見て良いことがないわけです。
慢性緊張姿勢は、過去の記事でも散々ダメな姿勢だと指摘してきました。
→ 美姿勢を定着させてはいけない
→ 背すじ伸ばすのやめませんか?
当ジムにお越しいただくお客様も、
胸を張って良い姿勢を取ろうと意識するせいで、
首や肩が痛んでしまっていた、という場合が多いです。
下の写真の人のように、
しっかり丸い背中を保ち、肩を巻くのがより自然な姿勢となります。
今回の内容は、YouTubeでもしゃべっています↓
ただし、悪い巻き肩も存在します。
それは、肩甲骨が挙上&鎖骨も挙上した状態での巻き肩です。
要は、「いかり肩」のことですが、これは治すべき巻き肩です。
ですが、いかり肩ではない巻き肩については、
後方へ肩甲骨を引くようなアプローチは不要です。
逆に、胸張り姿勢の人たちの場合は、
あえて巻き肩にするような姿勢改善アプローチが必要なのです!
当ジムでは、首や肩に慢性痛がある方への姿勢改善アプローチは、
ほぼ間違いなく「巻き肩方向へ誘導する」アプローチを致します。
巻き肩ポジションが正常位置で、最も筋肉の緊張が抜ける位置だからです。
本当に正しく、美しい、機能的な姿勢を獲得したい、という方は、
ぜひ、当ジムの初回体験にお申し込み下さいm(__)m
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