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【本当?】高血圧は塩が原因なのか?
こんにちは!
名古屋・西区浄心駅すぐ近く!
姿勢・機能改善パーソナルジム
Kinesisトレーナーの角谷(かどたに)です。
今回は、高血圧は塩が原因なのか?についてです!
料理には欠かせない塩。
また、塩は生命維持に欠かせないものです。
塩を摂らないと、
食欲不振、吐き気、筋力低下、頻脈、低血圧、
頭痛、倦怠感、疲労感筋肉の痙攣、昏睡状態
など、塩を摂らないデメリットってたくさんあるわけです。
ですが、減塩運動が世の中には蔓延っています。
なぜか?
それは、塩は高血圧の原因と言われ、
TVや雑誌、お医者さんが、
「塩の取りすぎは高血圧の原因だ」
と、言っているので、
減塩をしている人が多いのではないでしょうか?
まあ、それで高血圧が改善している方を見たことはないですし、
高血圧の基準値も下げられているので改善の余地がないですよね(笑)
あと、その方が儲かりますしね💦
【高血圧の不思議?】
僕は前職で個人病院で働いていましたが、
高血圧と言われる数値の人で体調が悪そうなところを
あまり見たことがありません。
いろんな反対意見が飛んできそうではありますが、
僕が見た限りではあまりないです。
そして、多くの人が高血圧と診断され、
血圧の薬を飲まされます。
調子も悪くないのに薬を飲ませているのを疑問に思っていました。
脳梗塞などの病気の予防だというのでしょうが。
また、年齢を重ねていくと、
血管も固くなり、筋肉量も落ち、
血流を末端まで送る力が衰えていくわけですよ。
なので、心臓が頑張って全身に血流を送るわけです。
そうなると必然的に血管に圧力がかかるので、
血圧が上がるに決まってるんですよね。
そこだけ老化しないなんてありえないですからね。
それを無理やり薬を飲ませて、
自分たちが決めた、正しいかどうかもわからない基準値に
当てはめようとしているわけです。
今だと140でアウト。130でも予備軍ですか?
若い人でも高血圧になりそうな基準値ですね(笑)
なので、高血圧になってるんじゃなくて、
高血圧にさせているというのが現実です。
【減塩が正しいのか?】
生命は海から誕生しました。
海というのは、塩辛いですよね?
海は「人の母なる水」なわけですよ。
そして、人間の血液、体液と海水の成分はよく似ていると言われています。
それなのに減塩をして大丈夫なのでしょうか?
昔から、塩というのは生きていくうえで必要なものでした。
江戸時代では「塩抜きの刑」があったほどで、
人というのは塩が足りないと弱ってしまうのです。
塩が高血圧を引き起こすと言われだしたのは、
戦後40~50年の間です。
「塩=悪いもの」という状況を作り出してしまったのが、
「ダール博士の統計調査」と「メーネリー博士の実験」における
誤った認識が広まってしまったことが発端です。
「ダール博士の調査」では、
日本のいくつかの地域で、
「塩の摂取量と高血圧の因果関係を調べる」という調査で、
「秋田県民は30gの食塩を摂っており、40%もの人が高血圧を発症し、
一方、塩を摂っていないエスキモーの人は血圧が低い」
(魚で十分塩分を摂っていたが、調味料として塩がなかった)
という理由で“食塩を摂ると血圧が上がると決めつけた”ということです。
ですが、調査が曖昧で、
30g以上摂っている県でも、
血圧が高くないところがいくつかあり、
塩と血圧は無関係となり、
塩と血圧は無関係、関係あるのは白米だと言いなおしたのですが、
いったん発表した血圧の犯人は塩と発表したのが決定的であり、
それが広まってしまったのでした。
「メーネリー博士の実験」では、
「ダイコクネズミに1日20~30gの食塩を与え、
あまりの塩の多さで喉が渇いたダイコクネズミが水を欲しても、
その水は1%の食塩を入れた食塩水でした。」
そういった実験を半年間以上続けるといった実験で、
ダイコクネズミにとっての1日の20~30gの食塩は、
基準値の20倍の量だったそうですが、
その結果、
10匹中4匹が高血圧になり、6匹が正常でしたが、
これだけ過酷な状況を耐え抜いた6匹に目を付けず、
“4匹しか高血圧になっていない”のにも関わらず、
塩は高血圧の原因と決めつけ、発表したのでした。
なぜ少ない方に注目したのか…。
献金でもされていたんですかね?
この研究でわかるのが
ダール博士は局所的過ぎて、
地域によって同じ食文化でも、
同じ結果が出ておらず、
全く当てにならないいい加減なものだったということです。
また、メーネリー博士に至っては、
人間換算で200gの食塩を摂った場合なので、
まったく当てにならないかと思います。
そんなものが世の中に広まってしまい、
今でも影響を与えているというわけです。
【塩の摂りすぎ=高血圧?】
そして、現在、過去で違う点があるとすれば、
精製塩か自然塩かの違いになります。
精製塩は「必須ミネラル、栄養素を取り除いたもの」になります。
純粋な塩化ナトリウムになります。
天然塩は「必須ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム等)が含まれており、
この必須ミネラルが体内のミネラルバランスを保ち、
身体の免疫力も正常に保たれ、
血圧のコントロールをする作用もあります。
精製塩はミネラル分が除かれており、
純粋な塩化ナトリウムになります。
精製された純粋な塩化ナトリウムを摂ると、
血管内の塩化ナトリウム濃度が一気に上昇し、
体内にある水分が血管内に移動することで、
血圧が上昇してしまいます。
そして本来ならこれをミネラルが調整してくれるのですが、
ミネラルがないので、
摂りすぎると高血圧になりやすくなってしまうということです。
もちろん天然塩でもなるリスクは無いとは言えませんが、
精製塩に比べると少ないリスクですし、
相当摂らないとならないと思います。
なので、塩の摂りすぎは高血圧のリスクを上げる可能性があるかもしれませんが、
それは現在の精製塩を摂ることでその確率が上がっているのであり、
天然塩にすれば、
ミネラルの効果により、
生体恒常性が安定し、
血圧をコントロールされるので高血圧になりにくいのです。
むしろミネラルが多いので健康に良く、
むしろ摂った方が良いのです。
いかがだったでしょうか?
塩=高血圧というのは、
間違いではないのですが、
精製塩=高血圧というのが正解です。
スーパーで蔓延っているのはほとんどが精製塩ですので、
裏表示を見て、精製塩かどうかを確かめてから買うようにしましょう。
また、なるべく天日塩、海水塩などを選ぶようにしてください。
しっかりミネラルが含まれているものであれば、
減塩よりも効果があり、むしろ体調がよくなる可能性があります。
なので、減塩ではなく塩を「選ぶ」ようにして、
しっかり塩を摂って元気に生きましょう✨
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