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【ケガに繋がる】アウターマッスルばかり鍛えるな

こんにちは!

名古屋・西区浄心駅すぐ近く!
姿勢・機能改善パーソナルジム
Kinesisトレーナーの角谷(かどたに)です。

 

 

 

今回は、

 

アウターマッスルばかり鍛えるな

 

についてです。

 

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「貧弱だからケガをしないために筋肉をつけろ」

という言葉を学生スポーツで耳にします。

確かに筋肉をつけることで、

コンタクトスポーツ(ラグビーや相撲、アイスホッケーなど)だと、

体当たりに負けづらく、

衝撃にも耐えやすくなるので、

身体へのダメージが少なくケガしづらくなります。

ですが、これはあくまでコンタクトスポーツだからです。

逆に筋肉をつけすぎると起こるデメリットもあり、

本来の重心位置が狂ったり、筋肉の柔軟性が失われたりして、

ケガしやすくなったり、パフォーマンスが落ちてしまうこともあります。

なので、競技目的以上に筋肉をつけすぎるのはオススメしません。

そして、コンタクトスポーツ以外でも、

アウターはパフォーマンスアップ(力発揮)を行う上で大事な筋肉です。

ですが、

ケガをしないためには、

アウター以外にももっと鍛えてほしいところがあります。

それはインナーマッスルです。

これは聞いたことがありますよね?
(聞いたことがない人がいたらすみません💦)

アウターを鍛えるなら、

インナーも同じようにしっかり鍛える必要があります。

たしかに筋肉=アウターとなる方が多いと思いますが、

ケガをしないためには、

インナーマッスルにも目を向けなければいけません。

さらに、アウターとインナーのバランスがケガをしないためには大事になります。

では、アウターマッスルとインナーマッスル両方の違いを

知っている方もいると思いますが、

「同じ筋肉じゃん。何が違うの??」

と、いう方もいらっしゃると思いますので、

この2つの役割をまずは説明していきます。

 

アウターとインナーの役割とは?

「アウターマッスル」とは、

手を挙げたり、脚を挙げたりと、

身体を動かすのに重要な筋肉になります。

大胸筋や広背筋、三角筋、大腿四頭筋などの

身体表面にある大きい筋肉となります。

一方、「インナーマッスル」とは、

筋面積が小さく、関節付近に付着しており、

繋がっている関節どうしを固め、

安定性を高めるのに重要な筋肉となります。

ローテーターカフ(回旋筋腱板)や

インナーユニット(お腹の奥の筋肉)などの筋肉になります。

アウターマッスルとインナーマッスルはこのように異なる特性を持っています。

 

そして、ケガが起きるときというのは、

この2つのバランスが崩れてしまうことで起こりやすくなります。

現代のフィットネスの傾向から考えると、

見た目の変化が出やすいアウターマッスルは鍛えているけど、

見えないインナーマッスルは疎かになっているという人が多いため、

アウターが強すぎることによってケガをするということが多いのではと考えています。

トレーニングの場面では特にそれが当てはまります。

実はトレーニングで重量を挙げるのにも、

インナーマッスルが大事になります。

アウターマッスルが強くて、

重量を挙げられる筋力が備わっていたとしても、

インナーマッスルで安定させていないと力は発揮できません。

また、不安定の状態で行うことで、

変なフォームになりケガしやすくなります。

これはぐらぐらの地面の上で重い重量をもって

スクワットをしようとしているようなものです。

これだと力発揮をしようにもできませんし、

倒れてケガしちゃいますね。

やっぱり地面が安定していた方が安全ですし、

力が発揮しやすいですよね?

それと一緒で、

インナーマッスルという安定した土台があるからこそ、

アウターマッスルが初めてパフォーマンスを発揮できます。

アウターばかりが強くなっても、

安定性を司るインナーが弱ければ、

インナーがアウターの動きを制動できず、

安定性が欠如し、ケガに繋がってしまうというわけです。

これを車で例えると、

ブレーキの無い、もしくは弱い車に乗っているようなもんです。

良いエンジンを積んでいて、アクセルが良くて、

速いスピードが出ていたとしても、

ブレーキが無いと止まることもできないし、コーナーも曲がれません。

死へのドライブになってしまいます。

筋肉も同じです。

アクセル(アウター)に対するブレーキ(インナー)

のバランスが良くないと車体(身体)をうまくコントロールできず、

ケガ(事故)をしてしまいます。

こうならないためにも、

アウターばかりに目を向けるのではなく、

インナーも鍛えていくことが大事です。

 

では、どういう筋トレが良いのか?

それは、

ウエイトトレーニング不安定化で行う筋トレなどになります。

ウエイトトレーニングもインナーにはかなり良いトレーニングになります。

ただ、ウエイトトレーニングでは、

重量の調整や正しいフォームでできているかを確認しないといけません。

これを間違えるとケガに繋がります。

また、不安定化での筋トレですが、

バランスディスクなどのツールを使ったり、

片脚などにして不安定性を上げると良いでしょう。

つまりは「複雑性」を上げるということです。

複雑性を上げることで、

その部位の筋肉のみならず、

体幹をはじめとするインナーマッスルも同時に鍛えることができ、

難しい課題が増えることで脳にも刺激が入るので、

かなり機能的なトレーニングになります。

もちろん安定した場所で行う方がアウターは効率的に鍛えられますが、

同時に鍛えるとなれば不安定な場所で行う方が良いです。

このようなトレーニングを取り入れることで、

アウターもさらに活かせるようになり、

ケガ無く安定したパフォーマンスを生み出しやすい身体となります。

 

 

以上です。

いかがだったでしょうか?

近年は日本のスポーツ業界でも

筋肉の増量を行う方が増えてきました。

筋肉の出力を上げるために

アウターマッスルを鍛えるのも重要ですが、

ケガを減らしてより長くプレイするためには、

インナーマッスルも大事です。

また、スポーツを行う上では、

アウターのつけすぎはケガに繋がります。

まあ、見た目が変化しやすいし、

すぐパフォーマンスに出やすいでしょうがないですけどね💦

もし、競技を長く続けてさらにパフォーマンスを上げていくのなら、

アウターの筋肉も適度に鍛えつつ、

日陰の立役者、縁の下の力持ちである

インナーマッスルも鍛えてあげてください☺

もし、名古屋近郊の方の中で、

ケガ無くパフォーマンスアップを目指したい!という方は、

ぜひ、Kinesisの「整えて、鍛える」パーソナルトレーニング

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