【意識できてます？】咀嚼数と痩せやすさについて

こんにちは！
名古屋の姿勢・動作改善パーソナルトレーナー
日本で唯一の「姿勢改善士」
そして裏健康情報暴露人の
宮奥　丞です。

 

 

 

 

 

 

今回のテーマは、

 

 

 

咀嚼数と痩せやすさについて

 

 

 

 

です。

昔から、

 

「良く噛んでご飯を食べなさい！」

 

と親から言われませんでしたか？

僕も口うるさく言われてきた訳なのですが、

これ、実際に凄く重要なことでして、

ダイエットにおいては絶対に意識して欲しいポイントなんですね！

ではなぜ「良く噛む」ことがダイエットにおいて重要なのか？

解説していきます♪

 

 

 

 

 

 

・咀嚼数を増やせば胃酸が多く出る

 

咀嚼数の増加は、胃酸の分泌を助け、

食物の栄養素の消化＆吸収を促進してくれます。

咀嚼とはすなわち、口腔内で食物を粉砕し、

食道を通しやすい形に加工させて消化＆吸収しやすいようにする作業です。

つまり「消化＆吸収」過程の最初の最初なわけです。

特にタンパク質やミネラルは、

胃酸の分泌が充分でないと消化＆吸収がうまくいきません。

タンパク質などではかなりこれは深刻でして、

良く噛まず飲み込んでしまい、
未消化の肉や魚が消化器の中に長時間残ってしまうと、

消化器の中で腐敗してアンモニアなどの毒物を生成します。

すると腸内環境や腎臓機能が悪化してしまいます。

タンパク質の腐敗による腸内環境の悪化は、

肥満に繋がりやすいため、このような食生活を続けていると、

太りやすくなりますから、やはり良く噛むことで、

噛まずに早食いするよりも間違いなく痩せやすくなるのですね♪

 

 

 

 

 

 

 

・咀嚼数を増やせば総食事量を減らせる

 

これは分かりやすいかもしれません。

ひとくちあたりの咀嚼数を増やし、食事時間をゆっくりにすれば、

それだけ満腹感を感じやすくなり、結果として

早食いよりも食事摂取量を抑えることが出来ます。

これは研究でも明らかになっていまして、

Smit ら（2011）は、筋電図で咀嚼行動を監視しながら、

一口量の食物を 35 回咀嚼した場合と 、

10 回咀嚼した場合とで比較をしました。

その結果、35 回咀嚼した場合の「満腹」を感じるまでの食事時間は

10回咀嚼した場合に比べておよそ2 倍になったにもかかわらず、

食事量は減少を示したとのことです。

この結果は、これまでに発表されている摂食速度（食べる速さ）に

影響を及ぼす要因を調査した研究と一致し、ゆっくり食べることで食事量、

すなわち食事から取り込む総エネルギー量を減らせることを示したのです。

Does prolonged chewing reduce food intake? Fletcherism revisited
Smit HJ, Kemsley EK, TappHS, Henry CJK

これには食欲に関係するホルモンが関係していると考察しています。

食欲を抑えるホルモンにはレプチンやPYYがあります。

一方で、食欲を前進させるホルモンにはグレリンがあります。

ある研究では、ゆっくり良く噛んで食べた群の人たちは、

普通に時間の制限もなく食べた群と比べて、グレリン濃度が抑えられていたそうです。

まあ、ただこの研究には、食事の満足感なども評価対象に入っていまして、

ゆっくり食べた群の人たちは、満腹感は高かったものの、

食後の満足感は低かったらしいですけどね･･･（笑）

なにはともあれ、良く噛んでゆっくり食べることは、

食事量を減らし、食欲を抑制することが可能になるということなのです。

つまり、良く噛んだ方が痩せやすくなると言うことですね♪

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか？

今回は、咀嚼数と痩せやすさについて解説をしました。

研究などから考察するに、やはり1口で30回程度咀嚼

するのが理想的だと考えられます。

もちろん、咀嚼は痩せやすさだけでなく、

セロトニンの分泌とか、姿勢の崩れにも影響を起こします。
（※ここら辺はまた発信していきますね）

皆様、「良く噛む」ということを忘れずに！

痩せたい人はもちろんのこと、健康を気にする上でも重要だぞ！

本気で「本当に効果的な」ダイエットをしたいという方は、
ぜひ僕にご相談下さい♪↓↓

 

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