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【原因は座りすぎ?】大腰筋による腰痛
こんにちは!
名古屋・西区浄心駅すぐ近く!
姿勢・機能改善パーソナルジム
Kinesisトレーナーの角谷(かどたに)です。
今回は、
大腰筋による腰痛
についてです。
今の時代、皆さんどこかしらに不定愁訴を抱えている方が多いですよね。
年齢関係なく痛みを抱えている方が多いなという印象です。
原因としては仕事や日常生活をどう過ごしているかに依存してくる部分が
大きいかなという印象です。
現代人の生活環境から推測するに、
座りすぎなどによる“固定時間”が長いことが主な原因と言えるでしょう。
その座りすぎによって起こる腰痛として、
大腰筋が硬くなり腰痛が出るケースがあります。
ん?大腰筋ってどこ?ってなる方もいますよね?
では、大腰筋とはどこの筋肉なのか?
大腰筋
【大腰筋】
第12胸椎から第4腰椎の椎体・肋骨突起、
第1~第5腰椎肋骨突起から起始し、
大腿骨小転子に停止します。
簡単にすると、
腰椎から大腿骨の内側についている深層の筋
となります。
作用としては、
・股関節の屈曲
・体幹の屈曲(主に大腿骨が固定されている座位の時)
・立位時、歩行時の腰椎の安定性
に貢献します。
この大腰筋という筋肉が、
座ることにより”股関節が屈曲”しますので、
“大腰筋が収縮した状態”で保たれます。
その状態から動かない時間が長いと、
筋の動きが不活動になり、上手く収縮、伸張が行われなくなり、
大腰筋の不活動による機能の低下が起きます。
そうなると、立ち上がった時などに痛みが出たり、
立っているときなどに反り腰になりやすく腰椎に負担がかかり痛みが出ます。
(主に腰椎部が引っ張られることにより起こる)
また、大腰筋は腰椎の安定性に関与しているので、
不活動、機能が低下することで不安定になり、
他の腰回りの筋が代償することで痛みが生じやすくなります。
大腰筋が不活動になることによる痛みはわかりました。
ですが、大腰筋が硬くなることで他の筋肉も硬くなり、
痛みが生じるケースがあります。
では、次に大腰筋周囲の筋肉にどのような影響を及ぼすのか
見てみましょう。
大腰筋が不活動になることで、
すぐ後ろにある“腰方形筋”、“横隔膜”なども筋膜の繋がりなどで影響され、
腰痛になります。
腰方形筋は、
“腰椎を安定させ、腰椎を伸展、側屈させる筋”です。
大腰筋のすぐ後ろに配置し、
筋膜的にもつながりがあるので大腰筋の硬さが腰方形筋にも伝わり、
筋が硬くなり、痛みにつながります。
また、大腰筋の不活動により腰椎の安定性が失われるので、
腰方形筋が過活動になり、痛みが出るケースもあります。
大腰筋がこの位置にあります。
そのすぐ後ろに腰方形筋があります。
めちゃくちゃ近くにありますよね💦
横隔膜も同じで、大腰筋と密接なかかわりがあります。
お互いの付着部が重なっているので、
大腰筋の不活動が横隔膜に伝わり、
横隔膜の動きが悪くなり、
インナーユニットが上手く働かなくなり、腰痛になります。
またその逆も然りです。
姿勢などにより横隔膜の動きが悪くなることで、
大腰筋、腰方形筋、腹横筋などの筋が硬くなり、
インナーユニットが上手く働かなくなることで、
腰痛を引き起こす原因となってしまいます。
大腰筋のすぐ上に横隔膜があります。
このように筋が密接に付着しており、
大腰筋が不活動になると周りの筋にも伝播し、
インナーユニットの活動も悪くなることで、
腰椎の不安定性が増し、
モーターコントロール異常により腰痛になるケースがあります。
(もちろん大腰筋が原因じゃない場合もあります。)
今度は骨格筋ではなく、
内臓から大腰筋の硬さが生じるケースがあります。
内臓の動きが悪くなると、
大腰筋の動きが悪くなります。
内臓(特に腎臓)と近い位置にあり、
内臓の状態が大腰筋に影響を及ぼします。
姿勢や消化に悪い食べ物、
内臓が冷える食べ物などで、
内臓の動きの悪化や内臓の位置が正常の位置からずれることにより、
大腰筋の動きが悪くなる原因になります。
内臓と密接に接しあっていることで、
内臓機能の低下による影響も伝わりやすいので、
もし、日常生活動作などで異常がない場合は、
内科的な側面から見なければならないかもしれません。
最初にも軽く触れましたが、
大腰筋の不活動になる主な原因として、
座りすぎが原因になります。
(腰骨立たせて座っていることも原因のひとつ)
デスクワークなど長時間座って固定する時間が続くことによる、
大腰筋の不活化が問題となります。
内臓面から腰痛の可能性がある場合は、
冷える食事を摂取したことにより起きた可能性がありますので、
食事の見直しが必要となります。
いかがだったでしょうか?
主な原因は日常生活環境、仕事環境による、
座りすぎなどの固定時間が長くなることでの影響が大きいと思われますので、
座りすぎたなと感じた時は、
時間を決めて休憩して、
その休憩中に体操などで身体を動かしてケアしてあげてください。
座りすぎは不定愁訴だけでなく、
健康面全体的に見て体にも悪影響が多いので、
普段からこまめに身体を動かす意識をもって生活していきましょう。
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