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【正しく理解してね】平均寿命の誤解と真実

こんにちは!
名古屋の姿勢・動作改善パーソナルトレーナー
日本で唯一の「姿勢改善士」
そして裏健康情報暴露人の
宮奥 丞です。

 

 

 

 

 

 

今回のテーマは

 

 

 

平均寿命の誤解と真実

 

 

 

 

です。

結論から言いましょう。

平均寿命について、多くの人が

勘違いしてます。

 

え?どうゆうこと?って気になった方、

けっこう長いですがお付き合いくださいませ。

後半になるにつれ、「平均寿命」という本題から逸脱していきます(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・最新のデータってどうなってる?

 

皆さんニュースで毎年聴きますよね?

 

「今年も日本の平均寿命が公表され、○○年連続上昇!世界○○位です!」

 

ってやつ。

ちなみに最新のデータでは、

平成 29 年、

男=81.09 年女=87.26 年です。

前年と比較すると男は 0.11 年、女は 0.13 年上回っています。
(※厚生労働省HPから引用)

で、WHO(世界保健機関)が2018年に出した世界平均寿命ランキングでは、

男女平均寿命は、84.2年で世界のトップ。

女性は87.1年で世界1位、男性は81.1年で2位。(データ自体は2016年のもの)

まぎれもなく長寿国、健康大国日本万歳ヽ(^o^)丿

……って思ってるとヤバいです(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・そもそも平均寿命とは・・・

 

平均寿命=平均死亡年齢だと思っている方が多いですが、

これがそもそも間違いの始まりで、

平均寿命とは、

生命表から割り出される「0歳児の平均余命」のことです。

たとえば、

 

「2018年の平均寿命が80歳でした」

 

としましょう。

すると、世間一般のイメージとしては、

 

「あ、2018年に亡くなった方の平均年齢が80歳だったのね」

 

と思うでしょうが、これが間違い。

 

「2018年に生まれた0歳児が、今の死亡状況が変わらないと仮定した場合、これくらいまでは生きれるんじゃね??」

 

っていう「期待値」です。

いいですか?

「期待値」です。

平均死亡年齢ではありません。

つまり、

過去のデータ=事実数値ではなく、完全に仮定の話なんです。

ウソじゃないですよ(笑) 厚生労働省が言ってますから。
↓↓
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life17/index.html

つまり、

過去の時点から仮定した「80年」と、

事故や病気、災害、環境汚染など、

 

 

未曾有の事象が降りかかるであろうこれから先の「80年」では、

当たり前ですが比較なんてできませんし、正確な数値なんて出せません(笑)

数値、計算が正確じゃないって言ってる訳じゃないです。

そもそも根本の概念が仮定世界なんだから、

鵜呑みにする方がバカってことです。
(キツイ言い方ですが、これ以上でも以下でもないです笑)

平均寿命っていうものは、

皆さんが思っているよりも信ぴょう性はありません。

しかも、結構ガバガバな統計をしていて、

世界ランキングとかも各国が改ざんしているっていう噂があったりなかったり…
(これは興味半分でさらっと流して♪)

カナダ政府とかは

 

「もう平均寿命データ公表すんのやめにしない?」

 

って過去に国連に言ってたらしいです。

前述のような誤解も多く招きますしね。

平均寿命データは、その割には全世界で過剰に扱われているシロモノでもあります。
(まあ平均寿命高い=健康長寿だよって報道してれば社会への不満から国民の目を背けられるし笑)

ちなみに、

「○○歳時点で、あと何年生きれるか?」

を知りたければ、

これもまた仮定データですが、

「平均余命」の方が分かりやすいかと(o^―^o)

 

データは2018年のもの
(※引用元:https://news.nifty.com/article/item/neta/12108-2869/)

 

もちろんこれも期待値なんで過剰な信頼はおけませんが(笑)

あくまでも、参考程度に。

平均寿命よりは、皆さんが思ってる方のイメージに近いデータです。

まあ結局他国に比べれば長生きはします。

データ上ではね。健康的に長生きかどうかは読み進めれば分かります(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・じゃあ昔は平均寿命短かったのか??

 

これもまた気になるところ。

ここ最近の平均寿命(つまり0歳児平均余命)は異常なほどに右肩上がり。

 

(※引用元:https://www.nissay.co.jp/)

 

このままいけば男84歳、女90歳まで行く予想ですが、

前述のように期待値にすぎませんのでスルーします(`・ω・´)b

さて、データが残る戦後1947年から見てみても、

平均寿命の延伸は留まることを知らずに今日まで来ていますが、

なんで昔に比べてこんなに寿命延びてるの??って思いますよね?

この最たる理由は、

 

・西洋医学による延命治療の拡大
・乳幼児死亡率の劇的改善

 

この2つが代表的でしょう。

ちなみに江戸時代の平均寿命は、30代前後とされています。

 

 

え、めっちゃ短い…短命…と思いますよね?

でも、さっきの平均寿命のカラクリ知ってればOKです。

江戸時代の平均寿命がなぜ低いのか?

それは、

現代より圧倒的に乳幼児死亡率が高かったからです。

江戸時代では当然ながら医療技術が未熟だったので、

新生児の取り上げなどでかなりの数の新生児が命を落としていた時代です。

仮に5人の子どもがいたとしましょう。

うち3人は0才で、

1人は50才、1人は100才で亡くなったとすると、

平均値=寿命は30才となります。

長生きする人が普通にいても、

乳児の死亡率が高いと全体平均は低くなります。

このような実情もあり、江戸時代、ひいては過去において、

理論上の「寿命」は短くなるのです。

というか、江戸時代の大人は普通に長生きしてます。

立川昭二氏の「江戸病草紙」によれば、

「江戸時代の60歳の日本人平均余命はほぼ14年である」

と記されていますので、

基本的に60歳まで生きれれば74歳くらいまで生きれるってことだったようですね。

より詳しく江戸時代の人の平均寿命について知りたい方は、
立命館大の長澤教授のこちらの資料を読んでみて下さい(^▽^)/
↓↓
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hss/book/pdf/no87_10.pdf

そう考えると、

 

「現代日本は、昔に比べて平均寿命も飛躍的に伸び、短命から脱した!」

 

と考えるのは、あんまり意味ないのかもしれませんね(´;ω;`)ウッ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・真の意味で今の日本は「健康長寿大国」か??

 

さて、平均寿命の理解が出来たところで、

それを基にして

今度は「今の日本は健康長寿か?」ってことについてお伝えします。

 

「何言ってんだ運動指導者のくせに!日本は健康大国だろ!」
「そもそも医療先進国だし、恵まれてるじゃねえか!」

 

っていう声が聞こえてきそうですが(笑)

はっきり言いましょう。

日本は不健康&医療後進国ですグラサン

まあ、これは賛否両論でしょうが。

平均寿命、医療制度など見れば、

確かに世界的にも「健康長寿国」であり、「医療大国」ですが、

先ほど言ったように、これから先の80年なんて誰も保証できないわけですから、

平均寿命という期待値にすがって

 

「日本は健康・長寿だから安心」

 

なんて言ってられません。

ここは現実的に、日本の医療と健康の実情をお伝えしていきます。

日本は、平均寿命以外にも、世界トップと言われている数値があります。

それは、「寝たきり老人の数」です。

残念ながら、ネットには公式データがなかったっぽいので、
(もしかして公表したらマズい物なのか?笑)

書籍・論文や、海外の医療従事者の見分、等によるリソースしかありませんが、

 

 

(※引用元:http://www.mcw-forum.or.jp/image_report/DL/20170216-1.pdf#search=’%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85+%E5%AF%9D%E3%81%9F%E3%81%8D%E3%82%8A+%E4%BA%BA%E5%8F%A3’)

 

これを見れば分かりやすいかと(o^―^o)

ちなみに海外の医療従事者は、日本を「寝たきり大国」って呼んでるらしいです(笑)

 

 

さらに、膨れあがり続ける医療費

医療費が増え続けている=国民が医療に頼りすぎている証拠です。

日本は国民皆保険制度であり、その医療制度は世界最高と言われています。

が、医療費が政府の予想以上に年々増え続けているのが問題となっています。

 

 

(※引用元:https://resemom.jp/article/2017/09/13/40347.html)

 

これは深刻な問題です。

よくニュースでも聞きますよね。

現在、42兆円を超える医療費の主な増大理由は、

高齢者層の医療費増大であるのは周知の事実ですが、

基本的には医療費は少ない方がいいに決まってます。

なぜなら、医療費が少なくて平均寿命が高いのであれば、

 

「その国の国民が、病院にかからずにいかに長生きをしているか?」

 

という指標にもなるからです。

つまり、医療費が増え続けて平均寿命が伸び続けているのは、

病院で治療受けて延命させてるから当たり前の話であり、

これだけの額の医療費をつぎ込まねばならないくらいに、

日本の予防医療が遅れまくっているということが分かるのです。

そして、

日本の「医療」が世界一だという見解について。

これもまた大きな誤解と言葉足らずが生んだ虚構でしょう。

確かに日本は対症療法(救急医学など)の治療技術は世界でも高いでしょう。
(西洋医学の花形は救急医療なので、ここはもう、めちゃスゴイです!)

ですが、慢性疾患の治療はどうでしょう?

がん、心臓病、脳血管疾患、アレルギー、自己免疫疾患、膠原病など

いわゆる現代病と言われる類のもの。ここ数十年で激増しました。

これらへの治療形態は、はっきり言って遅れていると言えるでしょう。

これは国民の理解力・思考力の低さもあります。
(でもこれは仕方ない。医師会や政府の利権が絡んでるので詳しくはまた笑)

欧米などその他先進国では、慢性痛や慢性疾患は、

西洋医学が苦手とするところであるという理解が深まってきています。

なぜなら西洋医学は対症療法の医学なので、そもそもが根本治癒には向いてない医学だからです。

例えば運動、食事療法や東洋医学、自然療法などが

慢性痛・慢性疾患の根治に効果を発揮することなど専門家であれば知っています。

もちろん、個人個人によるという部分をお忘れなきように!

けれども、日本くらいです。

何でもかんでも西洋医学にかかるのが正しくて、

医師や病院が言ってることが正しいと思い込んでいるのは。

これは、

国民一人一人が、詳しく知ろうとしないこと、疑わないこと

で起こる弊害でもあります。

たとえば、慢性疾患治そうとして日本の病院行って何されるか?

90%クスリ治療です。
(もちろん、中には自然療法などを勧める良い病院・お医者さんもいます!)

 

 

これが当たり前だと思っている時点で、結構ヤバい。

これは「対症療法=応急処置の最たる例」であり、根本治療じゃないです。

投薬は「痛み」という症状に対しての一時的処置です。

根本の原因にアプローチできません。

だから、病院で投薬続けても慢性疾患なんてほとんど治らない。

それどころか薬の副作用でどんどん弱っていきます。

精神科なんてもっとひどい。

回復の見込みがあって、在宅でも大丈夫なレベルの方でも医師は囲い込みます。

で、薬めっちゃ飲ませます。

投薬の副作用でどれだけの方が苦しんでいるか?

投薬がどれだけ人体においてリスクがあるか?

知っていても、多くの医師は投薬を否定することはほぼないでしょう。
(だって医師会と製薬会社は仲良しこよし♪)

日本の西洋医学の医師は、失礼を承知で言わせていただくと、

基本的に人間が本来持つ自然治癒力への理解は低いと言えます。
(もちろん、メッチャ凄い方も少数派ですがいらっしゃいます、、)

西洋医学と東洋医学の違いを医師に聞いても詳細には分からないです。
(基本、東洋医学全否定の医師ばっかです。実体験含む。)

だから、

日本で慢性疾患の治療法を正しく選択できる方はとても少ないのです。

しかも厄介なのは、製薬会社と医師会の利権主義が横行し、

患者じゃない人を患者として病院に行かせようとする非常にすばらしい取り組みがワンサカ行われています。
(ピ〇クリボン運動とか健〇診断とか…)

平均寿命だって、

寝たきり老人を点滴やら鼻チューブやらつなぎまくって

機械的に延命させときゃデータ上は延びますよね。

こんな現状だから、寿命と”健康寿命”のギャップは拡がりまくり、

医療費は天井知らずに膨れ上がっているのです。

けど、それってなんか違うでしょ?

寿命と”健康”寿命のギャップが、限りなくゼロに近い人生の方が良いじゃないですか?
(もちろん、この意見は主観メインなので、強制は全くしません。)

現在の日本では、

健康寿命(自立して社会生活を営める寿命)と平均寿命の格差が大きすぎるというのが現状です。

 

 

(※引用元:https://mynavi-ms.jp/magazine/detail/000612.html)

 

男性8年女性12年

悪い言い方なのは承知ですが、

この期間、寝たきり、薬漬け&病院・施設幽閉で健康をそがれ、

延命治療の過酷さに苦しみながら一生を終えた方がどれだけいることか。

予防医療が発達していれば、救えたはずの命が、どれだけいたことか。

もう一度言いましょう。

日本の医療状況および健康意識・現状は世界でもかなり悪質です。

これだけ予防医療の必要性が如実となってきていても、

いまだに「病気にかかってから」という考え方が染みついています。

もちろん、病院側や医師側の古い体質も原因なのですが…

国民の「健康」への意識が低すぎることで、

 

「日本は医療が充実してるから、困ったら病院頼ろう♪」

 

が、どれだけ愚かな発想かが分かっていなさすぎるのです。
(まあそれで自分の一生に責任取れるなら何も言いませんが…)

医療技術が高いだけで、医療先進国とは言えません。

高い医療技術を、使いこなせていない日本は、まぎれもなく他の先進国より遅れています。

妄想だと思います?エビデンスが足りない?不安だけあおってるって?

こんなこと、ネットで調べたり医療従事者に聞けばすぐ分かることです。

知ろうとするか、しないかです。

健康への意識の低さが、様々な弊害を生む可能性があることを知らなければいけません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・結論、健康とは…

 

とにかく、

日本は思ってるよりも医療や健康は遅れているということに気づいてください!

 

「でも医療技術高いから~」

 

とか

 

「平均寿命長いから~」

 

とかいう表面的問題で解決できるものではありません。

西洋医学の利権・認知が高まり、

慢性疾患などの東洋医学主体の分野に首を突っ込んだ過去のせいで、

他国では見られない医原病やら薬漬け患者やらが増発しているのが現状です。

それに比例して国民もまた、

医療=西洋医学が全てと刷り込まれているため、

西洋医学の良さ悪さ、その他医学の良さ悪さを知らず、使い分けが出来ていないのです。

しかも、この現実を知ろうともしない人が多すぎますから、

このような方たちが日本の医療・健康の実態を理解していないのは、必然でしょう。

まさに体制、国民の意識ともに、医療・健康”後進国”と化してきています。

本当の健康ってなんでしょうか?

好き放題不摂生して、最期に病院に泣きつく人生?

日ごろから食事・運動を意識して、規則正しくきっちり生きる人生?

どちらも、正しい、正しくないとは言えません。

自分で考えることが重要です。

そこに、個人が個人らしく生きられる「尊厳」があればいいのです。
(確実に現代西洋医学の慢性疾患治療は個人の尊厳を重視しているように見えないですが…)

「健康・長寿」は国に守ってもらうんじゃなくて自分で守るものです。

僕は、

トレーナー・運動指導者として、

多くの人が「尊厳」ある人生を送っていただくためにサポートしたいと思っています。

くどいようですが、「健康」は、誰かに頼って授かるものじゃないです。

「自分で守って、自分で築くもの」です。

 

 

そこで、自分に合った正しいやり方を知りたい。となって、

予防医療や運動の大切さに気付いたとき、

僕が全身全霊で手助けさせていただければ嬉しいです(o^―^o)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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