最新情報

【骨増強?】メカノスタット理論

こんにちは!

名古屋・西区浄心駅&昭和区御器所駅すぐ近く!
姿勢・機能改善パーソナルジム
Kinesisトレーナーの角谷(かどたに)です。

 

 

 

今回は、

 

メカノスタット理論

 

についてです。

 

 

第12回:骨粗しょう症とインプラント治療は関係があるのか? - 亀田メディカルセンター|亀田総合病院 デンタルインプラント治療

 

 

高齢の方の骨粗鬆症や圧迫骨折などが年々増えている印象です。

あるデータでは、

日本の骨粗鬆症患者1300万人を超え、

増加傾向にあるみたいです。

そんなにいるの?

って驚いちゃいますよね💦

それだけ骨が弱ってる方が現代人は多いわけですが、

トレーニングを行うことで、

骨を強くすることが出来るということを

皆さんご存じでしょうか?

トレーニングのイメージとして、

主に筋肉に対してのアプローチを思い描くと思うのですが、

筋肉と同時に骨も強くなっています。

骨には、

「荷重に応じて形態を修正し、量と構造を変化させる機能」

が備わっていて、

これを「ウォルフの法則」といいます。

わかりやすく説明すると、

力のかかる方向に対して破壊と再生を繰り返し、

もっとも衝撃に耐えやすい形へ変形するといったものです。

例として、ウエイトトレーニングを行うと、

その負荷に対して、最適な形へ骨が強くなっていきます。

ただ、この機械的負荷に対して、

骨がどのように反応するかというのは、

解明されていない部分も多いのです。

しかし、

その中でも有力な説として、

「メカノスタット理論(仮説)」

と、いう仮説があります。

メカノスタット理論とは、

「骨は自らの歪み(外力による変化)を一定範囲内に維持しようとする機構が存在する」

と、いったものであり、

要は、

負荷がかかると、その負荷(刺激)に対して骨の構造を調整して、

「至適範囲内」で維持しようとする機能があるということです。

しかし、この歪みを何が感知するのかは不明であり、

そのセンサーから骨代謝までの詳細はわかっておらず、

あくまで仮説なのですが、有力な説として提唱されています。

 

歪み(外力による骨の変化)は、

日常生活レベルの活動であれば、

保存モードと言われ、骨量を維持しようとします。

日常生活レベルの刺激でも

約200~500nmの微小骨折が発生しており、

これを治癒しようと損傷部位の吸収、再形成が起こります。

これをリモデリングといいます。

また、このレベルであれば骨の増減はなく、

破骨細胞が既存の骨基質を破壊、吸収し、

骨芽細胞が破骨細胞によって失われた骨と全く同じ量の骨を形成し、

新しくしていきます。

 

以上のように、

日常生活では、骨の増減はありませんが、

日常生活以上の負荷(例:筋トレ)が骨に加わると、

リモデリングだけでなく新たに骨が添加されます。

荷重がかかる部分に骨が新たに形成され、

構造が負荷に適応していきます。

これをモデリングといいます。

ただ、歪みの頻度が多くなり、

「至適範囲」を超えると、

骨形成が追い付かなくなり、

疲労骨折を起こしますし、

また、強大な負荷が一度に加わると、

骨折をします。

 

そして、日常生活よりも少ない負荷では、

破骨細胞によって骨は破壊、吸収され、

再形成されずに弱化していきます。

これを廃用性モードといいます。

これは「至適範囲」を下回った状態です。

廃用性モードになる原因として、

特に筋収縮の減少よりも

起立や歩行の欠如などの荷重による

圧縮ストレスの減少の影響が大きいとされています。

例でいえば、

高齢者の方の寝たきりや宇宙飛行による骨粗鬆症があります。

宇宙飛行に関しては、ぶっ飛んだ例かもしれませんが、

寝たきりに関しては、誰もがなる可能性があります。
(事件、事故などでの発症を除いて)

特に高齢者の方は注意が必要であり、

劇的に骨量が増えるということはありませんが、

寝たきりにならないためには、

普段から積極的に散歩やその他運動(筋トレなど)で骨に刺激を与えることが重要です。

 

以上、ここで一旦まとめに入ります。

メカノスタット理論をまとめると、

骨にかかる外力の大きさが、

恒常性が保たれる限界を超えると、

骨の微小破壊が起こり、損傷部位の吸収、再形成、
(リモデリング)

もしくは骨を新たに形成していきます。
(モデリング)

一方、外力が少なすぎると、

骨組織の廃用性萎縮につながるということです。

 

ここまでだと、

運動をしておけば至適範囲内で骨量を保てるから

問題はなさそうと思うかもしれません。

ただ、普段運動している方でも

骨が弱くなってしまう可能性があります。

特に女性で活発に運動をされている方は、
(長距離ランナー、新体操などの体重が軽い方が有利とされる審美系の競技に多い)

「運動誘発性無月経」になることがあり、

骨量は平均値よりも低値になりやすいです。

これは運動刺激以外に女性ホルモンの影響が考えられ、

この無月経を放置すると、

疲労骨折や骨粗鬆症のリスクに繋がります。
(不妊のリスクにもつながる)

運動誘発性無月経は、

過度な運動も原因ですが、

運動量に見合った食事(栄養)が摂取出来ていないことも原因として考えられています。

アスリートのみならず、

運動量が多い方で、

上述のような状態になっている方は、

運動量を調整しながら、食事の改善を行い、

ダイエットを現在進行形で行っていて

無月経になっている方は、

ダイエットをしながらも

栄養を考えた食事が摂れるように注意しましょう。

 

 

以上です。

いかがだったでしょうか?

今回は、

まだまだ不明な点が多い骨量調節因子の中で、

有力な説として提唱されている

メカノスタット理論を紹介させていただきました。

この説に問わず、

運動を行うことでの

力学的ストレスによって骨は強くなっていきますので、

普段から運動を行いましょう👍

 

初回体験のお問い合わせは、

「お問い合わせ」からどうぞm(__)m

※ LINEでのお問い合わせも便利です♪

→ →  「LINEを登録して問い合わせる」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

より詳しく姿勢・機能改善について、
長期定着化ボディメイクやダイエットについて知りたい!
Kinesisのトレーニングを受けてみたい!という方は、
お気軽にお問い合わせ下さい(^▽^)/

 

「 名古屋で姿勢&機能改善なら、パーソナルジム Kinesis 」

 

~初回体験の申し込み、お問い合わせはHPの「お問い合わせ」から~

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

LINE

お気軽にご連絡ください!

お問い合わせ

24時間お問い合わせを受け付けております!

YouTube

最新動画をいち早くチェック!