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【必見】プロテインとアミノ酸の違い
こんにちは!
名古屋・西区浄心駅&昭和区御器所駅すぐ近く!
姿勢・機能改善パーソナルジム
Kinesisトレーナーの角谷(かどたに)です。
今回は、
プロテインとアミノ酸の違い
についてです。
栄養素のことがわからない方は、
プロテインとアミノ酸ってどう繋がりがあるの?
って、思うかもしれませんが、
この2つの関係性は、
プロテインは分解すると、アミノ酸になるので、
非常に密接な関係があるのです。
これを聞くと、
筋肉にはタンパク質!っていうイメージがあるけど、
分解されて吸収効率が良いなら
アミノ酸で良くね?
って、なるはずです。
ですが、
そんなに単純なものでもないんですね~。
プロテインのことは当ジムのブログでも頻繁に出てきますし、
ここ10年でだいぶ認知もされてきたので、
アミノ酸の説明に比重を置きながら、
タンパク質とアミノ酸の違いについて紹介していきたいと思います。
~プロテインとは?~
まずは、プロテインについてです。
日本語では「タンパク質」を意味します。
「プロテイン」とは、
筋肉だけに限らず、皮膚、髪の毛、ホルモンまで作る重要な栄養素です。
免疫機能に関わる成分や神経伝達物質を作り、
糖質や、脂質が不足しているときのエネルギー源にもなります。
プロテイン(タンパク質)を豊富に含む食品として、
肉、魚、豆類、イモ類、卵に豊富に含まれています。
詳しくは、下記のブログを参照くださいm(__)m
続いてアミノ酸です。
~アミノ酸とは~
アミノ酸は「タンパク質の構成要素」であり、最小単位のことです。
(胃や腸でタンパク質→ペプチド→アミノ酸と分解されていきます。)
健康を維持するために必要な栄養素となります。
天然には500種類ほどのアミノ酸が見つかっていますが、
全アミノ酸のうち22種類がタンパク質を構成し、ヒトでは20種類から構成されます。
そのうちの9種類を「必須アミノ酸」と呼びます。
また、すべてのアミノ酸がタンパク質を構成しているわけではなく、
遊離アミノ酸として人体の健康を維持しているものもあります。
今の時点で、
必須?遊離?え?アミノ酸って何種類あるの?
と、思った方もいらっしゃると思うので、
人体におけるアミノ酸のそれぞれの性質、種類をざっくり説明します。
先ほど、ヒトでは20種類のアミノ酸が構成されると言いましたが、
アミノ酸はそれぞれ性質が異なり、
主に体内で、「合成されるか」「合成されないか」によって分かれます。
まず、体内で合成される「非必須アミノ酸(11種類)」です。
(アスパラギン、アスパラギン酸、アラニン、アルギニン、システイン、
グルタミン、グルタミン酸、グリシン、プロリン、セリン、チロシン)
体内で合成されるアミノ酸は11種類存在します。
体内で合成ができる非必須アミノ酸ですが、
不足すると健康上に問題が起きることもあるので、
積極的に摂取したい栄養素でもあります。
次は体内で合成されない「必須アミノ酸(9種類)」です。
(イソロイシン、ロイシン、バリン、ヒスチジン、リシン、
メチオニン、トリプトファン、フェニルアラニン、スレオニン)
先ほども名前が出てきましたね!
9種類の必須アミノ酸は、
人間の体内で合成できないアミノ酸であり、
“食事から摂取”する必要があります。
食生活が乱れたりすると、
不足する可能性があるため、注意が必要です。
これらアミノ酸に加え、先ほどチラっと登場した
「遊離アミノ酸」があります。
タンパク質に含まれないアミノ酸は、遊離アミノ酸に分類されます。
代表的なものとして、
テアニン、オルニチン、シトルリン、タウリンなどが名を連ねており、
聞きなじみのある方もいるのではないでしょうか?
これら遊離アミノ酸は、
肝臓や筋肉、血液中にも多く混入しており、
体内にアミノ酸が不足、分解していると、
助けてくれる役割があります。
また、各アミノ酸に働きがあり、
上記で紹介した遊離アミノ酸の4つは、
脳、神経系を活性化、ホルモン分泌の促進、肝臓機能の活性化、血流改善などに効果があるとされています。
以上のようにたくさんアミノ酸があり、
アミノ酸を効率よく摂取するサプリメントも存在します。
トレーニングをしていると、特に注目されるのは、
「BCAA」「EAA」「クレアチン」「グルタミン」になります。
「BCAA」とは?
分岐鎖アミノ酸といい、バリン、ロイシン、イソロイシンの3種類をまとめてBCAAとよんでいます。
筋肉を構成している必須アミノ酸の約30~40%がBCAAで構成されており、
筋肉の合成を促進、筋肉のエネルギー、筋肉の分解を防ぐ役割があります。
「EAA」とは?
Essential amino acidの略であり、日本語で必須アミノ酸といいます。
EAAは必須アミノ酸全9種が配合されており、
この中にはBCAAも入っております。
トレーニング後に素早く筋肉に栄養を送りたい方にオススメです。
「クレアチン」とは?
肝臓で作られ、一度作ったクレアチンを肝臓で再合成することができます。
脳や神経にも使われますが、ほとんどが骨格筋で使われており、
特に瞬発的な動作で筋肉のエネルギーとなります。
「グルタミン」とは?
体内のアミノ酸の60%はグルタミンが占めています。
効果としては、
筋肉の分解抑制、腸の免疫機能のサポート、粘膜の保護、筋肉修復のサポート
になります。
グルタミンは非必須アミノ酸に分類されますが、
過度にストレスがかかると、生産が追い付かなくなり、
不足してしまう恐れがあります。
(準必須アミノ酸でもある)
以上がトレーニングの効果を引き出す
主なアミノ酸サプリメントの種類になります。
~タンパク質とアミノ酸の違いは?~
ここまではタンパク質とアミノ酸について説明をさせていただきました。
では、違いとは結局なんなのか?
それは、
「吸収速度」と「効果の細分化」
になります。
まずは「吸収速度」ですが、
アミノ酸はタンパク質の構成成分であり、
タンパク質を分解していくとアミノ酸になるので、
すでにアミノ酸に分解された状態で摂取すると、
分解過程を踏まなくても良いので、
タンパク質よりも体内への吸収が速くなります。
プロテイン(パウダー)でも消化に1時間ほどかかりますが、
アミノ酸だと20~30分ほどで消化されるので、
より体内へ速く栄養を送りたい場合は、
非常に効率的と言えます。
そして、「効果の細分化」ですが、
タンパク質はアミノ酸が集結した大元であり、
全てのアミノ酸の効果を持っていることになります。
アミノ酸を摂取するメリットとして、
より具体的に目的に沿った効果を出したいものを選んで取ることが出来ます。
これはマルチビタミンと個々で取るビタミンの関係性に似ており、
ビタミンを総合的に摂取したいときはマルチビタミンを。
これがプロテインの役割ですね。
より目的に沿った効果を出したいときは個々にビタミンを取る。
これがアミノ酸の役割となります。
基本的にはプロテイン(タンパク質)を摂取していれば問題はありませんが、
トレーニング後により速く栄養を送りたい方や
細かい筋肉へのサポートをしたい方は、
アミノ酸を摂取すると良いですね!
以上です。
いかがだったでしょうか?
今回はプロテインとアミノ酸の違いについて紹介しました。
特に栄養素としての大きな違いはありませんが、
体内へより速く栄養を送りたい場合や、
アミノ酸の筋肉に対する効果を補うためには良いかもしれません。
このような違いや効果を知ったうえで、
自分の目的に合わせて、
栄養を補いながらトレーニングを行うと、
成長が速くなるかもしれませんね!
ぜひ、参考にしてみてください!
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