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【反り腰に足りない機能】分節機能について

こんにちは!
名古屋の姿勢・動作改善パーソナルトレーナー
日本で唯一の「姿勢改善士」
そして裏健康情報暴露人の
宮奥 丞です。

 

 

 

 

 

今回のテーマは、

 

 

 

分節機能について

 

 

 

 

です。

専門家で姿勢のことを勉強していれば、

 

「あー、はいはい」

 

って感じですかね??

中には知らないトレーナーさんもいらっしゃるかと思います。

専門家以外の方は、

 

「なんやそれ?」

 

だと思いますw

特に、

反り腰さんに今回の「分節機能」のお話を届けたいんですよね。

まあ、もったいぶってもアレなんで、

早速、気になる「分節機能」の解説していきます ↓↓

 

 

 

 

 

 

・「分節」とは…

 

分節とは、「節を分ける」と書きますが、

その意味は読んで字のごとく、

「椎体1つ1つが適切に動く」という意味を持ちます。

つまり、「分節機能」とは、

「椎体1つ1つを適切に分けて動かす機能」

と言えるわけです。

 

 

脊柱は特に重力に対して我々の体を支え、姿勢の安定を担う重要な骨ですので、

日々、特定の姿勢や動作しかしていない場合、

「ゆがみ」「機能の廃れ」が多く起こりやすいです。

で、現代人の場合は多くの方が、

動かなさすぎの生活様式に浸り過ぎてしまっていることで、

この分節機能が「廃れて」、椎体が1つ1つ動かないようになってしまっているわけです。

 

 

 

 

 

 

 

・分節ができないとどうなる?

 

分節が出来ないとどうなるでしょうか?

たとえば、胸椎~腰椎の1つ1つの椎体が適切に動かず、

椎体が、すべて同じ組織であるかのように固まってしまっていたとしましょう。

すると、日常生活でしゃがんだり、

かがんで物を持ち上げたり、

寝た状態から上体を起こしたりするような

基本的な生活動作がしづらくなります。

これは、椎体1つ1つが本来分けて動かされるという「分節機能」が、

廃れてしまったことによる機能低下です。

この状態を放っておいて、日常生活動作などを続けていくと、

関節が動かないのに無理矢理動きを実現させようとするので、

近接する他の関節が過剰に使われたり(胸椎が動かない場合は腰椎への過剰な代償など)

組織として、その部位が硬くなって痛みやケガの元になったりするのです。

身近な例で言えば反り腰姿勢の人の腰椎

 

 

あれは典型的に腰椎が分節できてない証拠なのですね。

おそらく、反り腰の人って、全員とは言いませんが

高確率で踵つけてしゃがむのが苦手なはずです。

 

 

これは「足首が硬い」という直接的な要因ももちろんあるのですが、

本来であれば、しゃがむ際には、

しゃがむ最終局面で、腰椎が1つ1つ分節して屈曲(丸まる)しないといけませんが、

日常的にずっと反った状態で、腰椎を曲げるという分節運動ができない

反り腰さんは、腰を曲げる運動全般が苦手なので、

踵をつけてしゃがもうとしても、

重心が後ろに逃げて、尻餅ついちゃうのですね。

 

 

このように、

分節ができないと、日常生活動作が不自由になりかねないのです。

もちろん、運動学的な問題以外にも、

脊柱の椎体の中(というか隙間)は脊髄が走っていますから、

分節できないと脊髄液の循環も滞りますし、

リンパや血流の停滞といった言わば生理学的な問題も出てくるのです。

 

 

 

 

 

 

 

・分節を再獲得するためには…

 

なぜ獲得ではなく、「再獲得」なのか?というと、、

人間は本来、産まれてきて間もない乳児~幼少期は、

普通に分節機能というのが備わっているからです。

これが、加齢に伴いどんどん重力下の生活に適応してきて、

脊柱を動かす機会も子供から大人になるにつれてどんどんなくなっていき

カッチカチの、「分節機能」が廃れた脊柱が出来上がるわけです。

要は、ここまで言えば分節機能を再獲得するために何が必要か?

もう分かりますよね??

…はい、「動かす」ことです。

脊柱を再び柔軟に動かせるようにする「運動」をしてあげれば良いのです。

 

 

 

 

 

 

 

・分節機能を養うエクササイズ

 

分節機能を引き出すエクササイズはいろいろあるのですが、

汎用性が高く、再現性もあって誰でもすぐ出来る物であれば、

「キャットドッグ」がいいでしょう。

四ばい姿勢から、背中を丸めて反るだけです。

もちろんいくつかポイントはあるのですが、

まず動作は丁寧にゆっくり行うことが必須です。

そして、丸めるときは息を吐きながらです。

反る時は目線を天井の方へ向ける意識が重要となるでしょう。

5回ほど、丸める↔反るを繰り返していきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか?

分節を理解し、再獲得できれば、

姿勢改善にもなり、腰痛の改善にもなります。

もちろん、上記のエクササイズのみで治らない人もいます。

その場合、体性感覚という運動を企画する時に使う感覚が

バグってる場合もあるので、体性感覚を司る頭頂葉へのアプローチも必要でしょう。

それに関しては専門家に任せてみましょうね。

反り腰や猫背にお悩みのみなさま、「分節」、覚えておきましょう。

 

 

 

 

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