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【休ませすぎは毒】ギックリ腰に安静は不要か?

こんにちは!
名古屋の姿勢・動作改善パーソナルトレーナー
日本で唯一の「姿勢改善士」
そして裏健康情報暴露人の
宮奥 丞です。

 

 

 

 

 

今回のテーマは、

 

 

 

ぎっくり腰に安静は不要か?

 

 

 

というテーマです。

皆さんは、ぎっくり腰になった経験はおありでしょうか?

 

 

僕はないのですが、結構いらっしゃいますよね?

で、なってからの対処法は様々だと思います。

 

・安静にする
・病院・整骨院に行く
・湿布や薬を使う
・コルセットやサポーターを腰に巻く

 

などなど、選択肢はあるかと思いますが・・・

「安静」について、少し提言をさせていただきたいと思うのです。

ぎっくり腰に過度な「安静」はNG

ということです。

 

「え?痛かったら、安静にするのは普通ですよね?」

 

はい。

もちろん、痛みが出た直後は安静にすべきです。

ただし、

痛みがある程度引いたら(初期症状が治まったら)

出来る範囲で、動きましょう。

そう。

ぎっくり腰には、動かすことが良い。

歩いたり、立ったりしゃがんだり、です。

一応、ソースとして論文を一つ。。。

 

 

 

 

 

「ぎっくり腰(急性腰痛)の治療―安静?運動?通常の日常生活を過ごす?―」
(The treatment of acute low back pain–bed rest, exercises, or ordinary activity?)

この論文は、1995年に医学雑誌“NEJM”に発表されたもので、
フィンランド労働衛生研究所の研究者が報告したものです。

その調査によると、急性腰痛患者186名を

❶「2日間のベッドでの安静」群、67名。
❷「背部のエクササイズ」群、52名。
❸「許容範囲での通常の日常生活を過ごす」群、67名。

以上の3群に分けてランダム比較試験を行い

これらの3群を、

3週間後と12週間後に、

痛みの持続時間、痛みの強度、腰椎屈曲(腰を曲げる動作)能力、
日常動作を行う能力、欠勤日数など

の差で、統計学的に比較しています。

その結果、

最も回復が遅かったのは「安静」群で、

「エクササイズ」群は欠勤日数でこそ「安静」群に勝るものの、

すべての面で「日常生活」群には及ばなかったそうです。

つまり、

「安静」よりも、

「ある程度回復したら普段通り体動かす」方が回復が早いという結果となったのです。

 

 

 

 

 

 

かなり古い論文ですが、有名です。

他にも、腰痛において過度の安静を否定する論文はたくさんあります。

ただ、ここで注意してほしいのは

全く安静にしない、というわけではないことです。

ぎっくり腰で一番痛いのは、大体初期症状の時です。

その時は、

動かそうとするとさらに症状が悪化する恐れありなので安静が必要。

問題なのは、そこから過度に安静にする人が多すぎるということ。

「動かさない」ということは

腰部の筋・筋膜、腰椎、腰椎椎間板や靭帯(棘間靭帯など)を硬化させます。

こういった組織が硬化すると、

痛みが出やすくなってしまいます。

だからこそ、激痛でない限り、

 

「少し安静にしたら積極的に、出来る範囲で動かすべき」

 

と思います。

様子見ながらでも、まずは歩いてみましょう。

初期症状が過ぎれば、あとは動いたもん勝ち。

これからのぎっくり腰に対する新常識ですね( ̄▽ ̄)

もちろん、ぎっくり腰以外にも腰痛の種類はたくさんあるので

「出来る範囲で動かす」ことが効かないケースもあります。

そこについては、またおいおい…

今回の内容はYoutubeでも詳しく話しています♪↓↓

 

 

ぜひこちらの動画の方もチェックしてくださいね~!!

 

 

 

 

 

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