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【実は…】良い姿勢ではアゴは引きません

こんにちは!

名古屋・西区浄心駅&昭和区御器所駅すぐ近く!
姿勢・機能改善パーソナルジム
Kinesisトレーナーの角谷(かどたに)です。

 

 

 

今回は、

 

良い姿勢でアゴを引くのはNG

 

についてです。

 

 

涼しい季節になりましたね。

スポーツの秋という言葉にふさわしく、

とても運動がしやすい季節になりました✨

 

まあ、そんな前置きはさておき、

さっそく本題に移ります。

今回は、運動のことではなく、

姿勢についてです。
(最初のクソみたいなトークはまっっったく関係ありません笑)

世間一般で言われる良い姿勢の条件として、

胸を張って、背筋ピンに加え、

“顎(アゴ)を引く”というのも良い姿勢のポイントとして、
(と、いうより胸張って、背筋ピンの姿勢を作ると、顎を引かないと姿勢のバランスが取れない笑)

挙げられるかなと思うのですが、

実は、顎を引くこともオススメはできません💦

 

と、いうのも、

顎を引くという動作を、

背骨がS字カーブを描いている状態(人間本来の背骨の形)から単体で行うと、

顔面、目線は下がり、

「ストレートネック」になります。

少し極端に表現していますが、

見た目からもわかる通り良い姿勢ではありません。

頭の位置も前に下がりますので、

僧帽筋や肩甲挙筋などに負担がかかり、肩こり、背中痛の原因となります。

そして、何より皆さんが嫌いな“猫背”に見えてしまいます。


(※S字カーブに顎だけ引いた姿勢)
(※赤線は背骨のライン)

 

また、本来、S字カーブを描いている姿勢を保つのであるならば、

顎を引かない方が横から見たラインがまっすぐとなり、

見た目の良い姿勢となります。

下に画像を載せていますが、

この姿勢が自然体かつ楽でキレイな姿勢となります。


(※S字カーブを保った良い姿勢)
これだけ胸椎後湾が出ているにもかかわらず猫背に見えないですよね!

 

逆に自然体姿勢から逸脱し、

胸張り姿勢を保つ場合は、

顎を引かないと、姿勢のバランスが取れなくなります。

また、胸張り姿勢から顎を引くことで、

顔の面が前方に向きやすいからです。
(それでも若干下向きになりやすいですが、後述するカンペル平面に近い頭の位置になりやすい。)

胸を張ってしまうと、顔は過剰に上に向いてしまいますからね。

世間一般で言われている美姿勢を保つために

顎を引いた方が良いと言われるのは、

このような理由があるからです。


(※胸張り姿勢に顎を引いた姿勢)

 

そして、上述でも軽く触れていますが、

顎を引くという動作は、

“胸張り姿勢”の条件下でしか意味が無いものなのです。

しかし、

「胸を張る姿勢をずっと保つのは無理」があります。

なぜかというと、

答えはシンプルに「疲れる」からです。
(筋肉の過緊張状態を維持しなければならないため)

それもそのはず。

姿勢というのは、

睡眠時以外ずーーーっと行わなければいけない人間の機能です。

胸張り、背筋ピン姿勢は

“筋肉に力を入れていないと保てないため”

短時間維持するだけでもしんどいのに、

睡眠時以外ずっと維持するなんて

想像しただけでもしんどそうですよね。

実際に現実でやるとかなりしんどいです。

そして、この姿勢で生活し続けた結果、

背骨のS字カーブ(特に胸椎後湾)は無くなりますし、

ずっと保つのはしんどく、

そこから楽な姿勢を取ろうとすると、

胸椎の後湾の消失を

他の箇所(頸椎や腰椎、骨盤など)で

代償しようとする働きが起きやすくなりますので、

下記画像のようなスウェイバック姿勢

または、フラットバック姿勢に誘導されやすくなります。

また、胸張り姿勢×顎を引く姿勢は、

上述したように、

疲れるし、その姿勢を続けていくと姿勢が崩れていくため、

慢性的な腰痛や肩こりなどの不定愁訴が起きやすくなってしまいます。


(※スウェイバック)


(※フラットバック)

 

若干、話はそれてしまいましたが、

要するに顎を引くという動作は

“胸張り姿勢あってこそ”のものなので、

元々の人間の姿勢である、

自然体できれいな姿勢を保つのであれば、

顎を引く動作は「必要ない」ということです。
(姿勢が崩れるし、慢性的な不定愁訴の原因となるのでNG!)

そして、

胸張り姿勢×顎を引くことの最大のメリットとして挙げられるのは、

見た目が良いということなのですが、

写真でも見ての通り、

二重顎になりやすく、顔の輪郭がぼやけるため、
(見てください!あの二重顎!正直、自分で見て引いてます…。)

顔も大きく見えやすくなりますので、

見た目からのメリットも特にないんですね💦
(あるとすれば横から見た時に背筋が伸びて、凛々しく見えるくらい)

また、顎を引くと、

歯を“噛み締める”状態となり、
(上下歯列接触癖(THC)という異常な状態を引き起こします)

顎関節症や頭痛の原因にもつながってしまいます。

このように、

顎を引くことのメリットは探してみたけど特になく、

デメリットしかなかったので、

普段の姿勢では、

顎を無理に引かないように注意しましょう。

推奨されるのは、

「カンペル平面」と言われる

鼻下点から耳珠点を結んだ線が地面と平行になるような頭の位置で保てると、

首肩周りの筋肉に負担をかけることなく、

頭の位置を保つことが可能になります。

慢性痛の解消、見た目(顔の大きさ)を改善したい方は、

カンペル平面を保てるように顔を上げて、

顎を引かず、そして、胸を張ったり、背筋を伸ばさないように注意しましょう👍

 

 

以上です。

今回は良い姿勢では顎は引かないというタイトルで

ブログを書かせていただきました。

世間一般では顎を引いた方が良い姿勢に見えると広められていますが、

実際のところ顎を引くと、

姿勢は崩れるわ、顔は大きくなるわ、肩こりなどの不定愁訴は出るわ、

良いことがありません。

また、胸張り姿勢とセットでないといけないため、

不定愁訴はよりひどくなりやすいので、

注意しましょう💦

良い姿勢で顎を引くのはNGです👍

 

 

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