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【今さら聞けない】慢性痛のメカニズム
こんにちは!
名古屋の姿勢・動作改善パーソナルトレーナー
日本で唯一の「姿勢改善士」
そして裏健康情報暴露人の
宮奥 丞です。
今回は、
慢性痛のメカニズム
です。
慢性痛とは…
文字通り、特定の部位に対する痛みが居座っている状態のことです。
おもに、
肩こり・腰痛・膝痛などが代表的ですよね。
でも、
「どうゆうふうにこの痛みは起きているんだろうか?」
と考える人は、あまり多くないかと思います。
実は、これを知ることが、
あなたの慢性痛を改善するためのヒントなのですが、
どうやらみんな
整体行ったり、湿布張ったり、痛み止め飲む!
といった、その場しのぎが大好きらしいので、
困ったものですホントに(泣)
そこで今回は、専門家要らずで慢性痛を改善させるヒントとなり得る、
「慢性痛のメカニズム」について、お伝えをいたします♪
・痛みを作るのは、大脳である。
痛みの生みの親って、身体のどこだか知っていますか??
答えは大脳です。
特に大脳皮質によって「痛みの場所や強度」
大脳辺縁系によって「痛みに伴う不快感や辛さ」
を生み出します。
大脳による痛みの感知は以下のようになります。
外部からの刺激が入り、組織が損傷する
↓
血管内皮から、発痛物質が放出される
↓
するとその部位の侵害受容器(痛みセンサー)が興奮し、電気信号が出る
↓
この電気信号が、感覚神経に送られる
↓
感覚神経から、脊髄へと信号が伝わる
↓
脊髄は、大脳へと信号を伝える
↓
大脳が信号を受けて「痛み」を生み出し、刺激を受けた部位が痛む
(※引用元:https://co-mediyoga.com/)
・慢性痛とは、どんな種類の痛みか?
痛みにも分類があります。
(持続時間での分類)
・急性疼痛:生体防御のための危険信号であり、短時間で治るもの
・慢性疼痛:急性疼痛から移行した痛み
・混合性疼痛
(機序による分類)
・侵害受容性疼痛
・神経障害性疼痛
・心因性疼痛
かなり細かく分類がなされています。
今回のテーマである
「肩こり・腰痛・膝痛」の痛みを分類してみると、、
これらの痛みは、
「慢性疼痛であり、侵害受容性疼痛」であると分類が出来ます。
・痛みが居座っているのはなぜ??
慢性痛として痛みが長続きしてしまうのはなぜか?
それは、
痛みのトリガーである「刺激」が取り除かれていないからです
では、その「刺激」ってなんなのでしょうか?
それは、
「酸欠」
です。
その部位が「酸欠」状態になっていることが、
痛みを生み出す刺激になっているのです。
では日常生活において、
特定の部位を「酸欠」にしてしまうようなキッカケって、
何があるでしょうか??
答えは、
「長時間の固定」
です。
例えば、立ち仕事やデスクワーク
これらは典型的な「固定」ですよね?
数時間くらいは平気で同じ姿勢を取り続けてしまいますから、
当たり前ですが、固定されている部位は血液循環が滞り、
血中ヘモグロビンにより輸送されるはずの酸素は行き届かなくなります。
人間の体は、
酸欠を感知すると、発痛物質を放出するようになっています。
すると、この酸欠という刺激と、
それにより放出されたブラジキニンなどの発痛物質を、
その部位の筋膜上の侵害受容器がキャッチします。
すると、前述の機序で痛みが作られてしまうのです。
当たり前ですが、この「酸欠」を取っ払わないと、
ずっと痛むので、
その部位の神経伝達が過敏になり、
ちょっと動かそうとしただけですぐ「痛む」体になってしまうのです。
つまり、
体を動かさないようにすればするほど、
特定の部位は慢性痛になっていくのです。
・じゃあ、どうすれば慢性痛から解放されるのか?
ここまでで、
・痛みは脳が作るもので、いくつかの分類がなされていること
・慢性痛は、「酸欠」であればあるほど増長されるということ
がお分かりいただけたかと思います。
結局、慢性痛を治すには、
「固定せずに、体を動かそう!」
ということになります♪
僕のブログやSNSを見てくれている方たちからすれば、
「また同じこと言ってるやん笑」って感じです♪
結局、酸欠からその部位を解放させるには、
血液循環を正常化させるほかありません。
つまり、よく動くようにすれば、
その部位の血液循環は良くなり、
酸欠から解放されて、
大抵の慢性痛は改善できるはずなのです。
ね?これだけで良くなれば、
無駄に整体とか行かなくて済むでしょ??(笑)
もちろん、万人がこれを意識するだけで治るわけではありません。
これを意識してもどうしても治らないという場合にだけ、
専門家や整体などに頼ればいいと僕は考えています。
姿勢改善士として活動していると、
やはり無駄に整体通いしてしまっている方たちを多く目にします。
整体が悪いって言っているわけではなく、
もっと「自分自身で治せる」という意識を持ちましょう。
だって、慢性痛になってしまった原因も、
ほとんどが「自分自身」なのですから♪
(まとめ)
・慢性痛は、「酸欠」「長時間の固定」が大きなトリガーとなっている!
・改善には、「よく動かす」ということが何より大切である!
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