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【超重要】小脳へのアプローチについて
こんにちは!
名古屋・西区浄心駅すぐ近く!
姿勢・機能改善パーソナルジム
Kinesis代表の宮奥 丞(名古屋の姿勢改善士)です。
今回は
小脳へのアプローチについて
です。
小脳へのアプローチは、
当ジムでは姿勢改善をするうえで欠かせないものとなっています。
というのも、
姿勢制御の中枢が、小脳に存在するからです。
細かく言えば小脳-脳幹系というシステムが主ですが、
小脳は、
✔ 姿勢(重心位置)の制御
✔ 筋力発揮の調整
✔ 平衡の制御
✔ 随意運動時の協調性
などを司っています。
これらは、
どれも我々が「運動」を起こすうえで欠かせないものであり、
小脳がいかに運動制御において重要な組織かを物語っています。
※画像引用元:https://www.visiblebody.com/ja/
で、この小脳は昔から「中枢下位組織」なんて言われておりまして、
情動を司ったり、巧緻性の高い運動の制御には「大脳」が使われ、
小脳はより原始的な本能領域の運動制御のみで使われるとされてきました。
今でもこれは部分的には正しいのですが、
最近では、
大脳との連携で、小脳もちゃんと高次機能に関与することも分かってきています。
小脳は運動制御だけでなく、
大脳と連携し、運動の企画(プログラミング)や、
空間認知機能にも積極的に関与することが近年判明しました。
How the cerebellum may monitor sensory information for spatial representation
つまり、小脳が運動に貢献する割合は、
皆さんが思っている以上に、超重要であると言うことなのです。
そして、その超重要な小脳が、
現代人の多くは機能低下している状態と言えます。
デスクワークの浸透や、運動機会の減少によって、
小脳の運動制御システムへの「刺激」の絶対量が低下しているためです。
ですので、姿勢が悪いのも、動きが重いのも、
小脳の機能低下が少なからず影響していると言えるのです。
このような背景から、当ジムでは、
筋や骨格のみへのアプローチではなく、
小脳をメインとした「脳および感覚受容システム」への介入を重要視しています。
例えば、バランスを鍛える(前庭覚)エクササイズや、
関節の連動性を重視したエクササイズを処方しています。
ただ筋肉を鍛えるだけでは姿勢は良くなりません。
脳や、感覚受容システムへ刺激を入力していかないと、
絶対に根本的な姿勢改善にはなりません!
特に今回ご紹介した「小脳」へアプローチすることの重要性、
覚えておいて下さいね(^.^)
もし、本当に正しい運動アプローチで姿勢を治したいという方は、
ぜひ、当ジムの初回体験にお申し込み下さいm(__)m