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【理論】背骨にS字カーブがあるべき理由
こんにちは!
名古屋・西区浄心駅すぐ近く!
姿勢・機能改善パーソナルジム
Kinesis代表の宮奥 丞(名古屋の姿勢改善士)です。
今回は、
背骨にS字カーブがあるべき理由
と、いうことで
私が度々言っている、「背骨は伸ばすな!」の
根本理由にあたるようなテーマですね。
皆さんは、
背骨にS字カーブ(生理的弯曲)が存在するのはご存じかと思います。
このように、横から見たときに、
頸椎(前弯)→ 胸椎(後弯)→ 腰椎(前弯)
のカーブが存在するのが、ヒトの背骨の特徴です。
この、「S字カーブがある理由」を、
みなさんは知っていますか??
ここを理解しないと、
私が散々言ってきている「背骨は伸ばすな!丸めろ!」
の本質がお分かりいただけないかと思います。
早速、そのS字カーブが存在する理由なのですが、
✔ 頭部および床反力の衝撃分散のため
✔ 椎体1つ1つにかかる圧力の分散のため
✔ 脊柱全体の構造的安定性を確保するため
以上の3つが主な理由となりますm(__)m
我々は、立つ、座る、歩くなど、
基本的な日常生活動作中は、常に上下方向からの衝撃に晒されています。
それが、頭部からの重量負荷(重力方向)と、床反力です。
この負荷を分散し、衝撃緩衝するためにS字カーブをなしているのです。
これが、例えば脊柱がまっすぐであったらどうなるでしょうか??
頭部の負荷と床反力が、椎骨1つ1つに垂直方向に一気に加わります。
すると、S字がある場合に比べて、まっすぐの円柱状になった脊柱には、
およそ10倍もの抵抗が軸圧方向にかかると言われています。
(カパンジー機能解剖学より)
つまり、S字があることで、
椎体1つ1つにかかる抵抗力が減り、
脊柱全体の構造的安定性が確保され、
頭部および床反力の衝撃分散が容易くなるわけです。
要は、
筋力で固めることなく、ラクに姿勢制御ができるのですね♪
さて、、、
これが理解できれば、
私が何度も主張してきている
「背骨は伸ばすな!」
の意味が分かっていただけるのではないでしょうか??
まとめますと、
背骨を過剰に伸ばすような姿勢改善アプローチは、
脊柱の構造的不安定性を招き、
過剰な筋緊張を誘発させ、慢性痛などの不定愁訴を引き起こすから。
なのですね(*^。^*)
本当に目指すべき理想姿勢とは、、、
「無意識に、ラクに重心が制御出来る姿勢」
なのですね!
今回の内容は、こちらの動画でもお話しております。
もし、本当に正しい姿勢を獲得したいという方は、
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